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4.相手の国のことを調べておこう

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些細なことでも、自分の国のことを知っておいてもらうことは、とても嬉しいものです。それだけでコミュニケーションが円滑に進む場合があります。私の経験では過去、こんなエピソードがあります。
あるとき、イギリス支社からアイルランド人の重役が日本にやってきました。ヨーロッパではサッカーが盛んということで、日本人スタッフは気を使って、彼にサッカーの話をします。
ところが・・・イギリスでは『イギリス代表』というものがなく、イングランド、ウェールズ、北アイルランド、スコットランドの4地域に分かれています。日本代表ではなく、東京代表、大阪代表というように分かれているようなものです。それぞれの地域の人は、もちろん自分の地域の代表に愛着を持っています。
ところが、日本人の大半はイギリス=イングランド代表と捉えてしまっており、彼に対しても『イングランド代表は』、『ベッカムは』という話をしています。彼にとってみれば、本来嬉しくないことです。
(大阪人に『巨人はいいね』というような話をするものとイメージしてみてください。)
そんなとき、私が『アイルランド代表は』というような話をしたら、とても喜んでくれて、一瞬で私の名前を覚えてくれました。イギリス本社に帰ってからも、私のことに触れてくれるので、おかげさまで、日本の上役からも、一目置かれるようになりました。
虎の威を借りる狐ですが、おかげで仕事をするのが楽になったことを覚えています。(笑)
円滑なコミュニケーションのスパイスとして、活用してみてください。